FC2ブログ

ウッキーさいとうのウキキ★ブログ

モータージャーナリスト・斎藤聡の、つれづれ日記ブログ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

EVについて考えてみました

EVレース

昨年も参加させていただいた日本EVクラブ主催のGO GO EVレースに行ってきました。

今回も、エンジンをモーターに載せ換えた(コンバート)コンバートEV30分耐久レースや、EVカート30分耐久レース、EVカートジムカーナ、EV最速選手権などなど、刺激的なイベントが盛りだくさんありました。

そんな中、個人的にとっても興味を魅かれたのが、この くるくるカート です。
くるくるカート2 くるくるカート


このカートにはハンドルがついていないんです。左右のスティックがそれぞれ左右のタイヤを動かすレバーになっています。
しかもこのカートには後輪左右に独立したモーターをもっています。これもスティックの先に付蹴られたレバーで別々に操作できるんです(しなくてはならないんです)。

そしてスティックのグリップ近くにトルグスイッチが付いていて、これによってモーターを逆方向にも回転させることができます。・・・つまり右が前進、左が後退なんてことがで切るわけで、ステアリングスティックを(写真のように)両方とも前に押し出し、タイヤを内側に切り込んで左右のアクセルを開けると、コマのようにその場でくるくる回りだすんです。
それでくるくるカートと呼ばれているんですね。

ちなみにブレーキは左右のペダルがそれぞれ左右の後輪用になっています。

これでサーキットを走らせてみたのですが、かなり難しいです。ステアリングスティックで操作しようとする・・・右に曲りたいときには左のスティックを前に押し出し、右のスティックを手前に引くと普通のクルマのようにタイヤが動くわけです。
ところがこれをやるとレバー比の関係だと思うのですが、いきなりクルマがスピンしそうになります。

じゃあどうやるかというと、ステアリングスティックは直進のまま、右に曲りたいときには左のアクセルを開けます。逆に左に曲りたいときには右のアクセルを開けます。つまりミツビシのAYCやホンダのSH-0AWDの理屈です。

これだととてもスムーズで安定して曲ることができるんです。タイトコーナーでは、ステアリングスティックのアシストを少しだけ入れてやるとより小さく曲ることができます。

とはいうものの、左右の手足をバラバラに操作しなくてはいけないので、メチャクチャ難易度は高いです。


でもこれは電気自動車の未来を示唆するものでもあります。
モーターを2つあるいは4つにすれば、モーター単体は小さくて済むし、左右を逆転させればその場でUターンもできるわけです。縦列駐車もこれを駆使すればかなり狭いスペースで行なうことができるはずです。

ハンドルを切らずにアクセルだけでカーブを曲がることができるので、タイヤにかかる負担や、根本的なタイヤの使い方が変わってくる可能性もあります。

これは日本EVクラブ代表の舘内端(たてうちただし)さんがお遊びで作ったカートなんですが、これを応用してクルマを作ったら、きっとものすごいものが出来上がるんじゃないかと思います。もちろんいまの状態では走るのが難しく、かつ、とても怖いので、このまま実用化するのは無理ですけど・・・。

すでにインホイールモーターといって、モーターをホイールの中に入れてしまうというアイデアはあるので、あながち荒唐無稽なものではないのです・・・というより、もしかしたら、プレミアム(?)電気自動車の姿はインホールモーターによる4WDになるのかもしれません。   <この項続く>




スポンサーサイト

コメント

何か戦車みたいな操作の仕方ですね。
アーケードゲーム機で体験した事があります。
小回り効くけど思った通りに進まない難しさ。
でも、馴れるとトリッキーな走り方が出来る。

読んでいて、そのゲームを思い出しました。
ちょっと懐かしい昔のゲームで、今では見かけなないです。

  • 2008/05/08(木) 02:34:24 |
  • URL |
  • #-
  • [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ukkisaito.blog68.fc2.com/tb.php/204-1d92d8ba
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。